こんにちは!DEC代表の大澤です。
今日は先日ドゥマゲテのショッピングモール、Lee Plazaであった心温まるできごとのおはなしです。
フィリピンに来たばかりのころ助けられた場所
2019年3月に、3歳の息子と猫を連れてドゥマゲテに親子留学に来た私。
はじめの3ヶ月はメイドさん無しで生活していました。
初めての海外、慣れない街、そしてイヤイヤ期の3歳児…そんな環境の中での完全ワンオペ生活。
さらには語学学校でのレッスンや、家に帰ってからの予習復習もあり、毎日ヘトヘト。
さすがにストレスが溜まってきた頃に見つけたのが
リープラザの室内遊び場「The Village Playgroup Center」でした。
ここ、なんと3歳から保護者ナシで遊ばせられるんです!
しかも料金も平日1時間75ペソ(約150円)と激安!!
楽園〜Paradise〜
当時の私には、本当に夢の楽園に感じました。
The Village Playgroup Centerでの思い出
息子を預けて、近くのカフェで久しぶりのひとり時間…も束の間。
しばらくするとスタッフさんから電話が。。

日本にいる時には乱暴なことをするタイプではなかったのですが、
フィリピンに来てまだ数週間の息子。英語でのコミュニケーションはほぼ取れず、
気持ちが伝えられないフラストレーションで、癇癪を起こしてしまうようでした。
こんなことが何度か続きながらも、しぶとく通い続けた私たち親子。
なにかあればすぐに電話がかかってきて呼び出されるし、
「あさひは”今日も“悪い子だったよ!」などと、結構どストレートに言われるものの、
スタッフさんたちはなぜか爆笑しながら楽しそうに一連の出来事を報告してくれるので、
日本のように、迷惑をかけてしまったことに対する罪悪感も少なく、
気が楽で本当にありがたかったです。
行くたびに、「2人とも英語が上手になってきたね!」
「今日はボールを使って色の名前クイズをしたら、全部答えられたよ!」など、
フィリピンに来たばかりの私たちの成長を見守ってくれているような、居心地の良さを感じました。
コロナで子供外出禁止令&全子供向け施設閉鎖
こんな感じで、お世話になりまくったThe Village Playgroup Centerですが、
しばらくするとメイドさんを雇って生活するようになったので、
だんだんと利用する頻度も少なくなっていきました。
そして2020年に入ると新型コロナウイルスでフィリピン全域がロックダウン。
子供の外出が禁止され、それに伴い子供関係の施設も一斉に閉鎖してしまいました。
規制レベル緩和で2年ぶりの再会
子供外出禁止とはいえ、暗黙の了解のような感じで、子連れの外出はできていたのですが、
モールだけは子供が入れない状態がずっと続いており、各モールの室内遊び場も閉鎖されたままでした。
そして、先日ドゥマゲテのアラートレベルが2に緩和されると、
子供の外出が正式に許可され、やっとモールに子供を連れて行けるようになりました。
約2年ぶりの子連れリープラザ。
室内遊び場が再開していたとしても、スタッフさんたちはさすがにもう、
他の仕事に転職しているだろうなぁ…と覗いてみたら、
いたーーーー!2年前と同じスタッフさんたちが、なんと全員いました!
「久しぶり!覚えてますか!?」とハイテンション気味で声をかけると
スタッフさんたちも
「わぁーーー久しぶり!!もう日本に帰ったのかと思ってた〜!」
「あさひ、大きくなったねぇ」「また会えてめっちゃうれしい」
と、ちゃんと覚えていてくれて、互いに再会を喜びあったのでした。
ドゥマゲテはみんなで子育てをしている気持ちになれる街
ドゥマゲテの街では、よく行く店の店員さん、近所の人、みんなが子供をかわいがってくれ、子供の成長を一緒に喜んでくれます。
イヤイヤ期の子供がぐずって大泣きしても、みんな文句を言うどころか嫌な顔ひとつしません。
むしろ「あらあらどうしたのベイビー」「かわいい〜」みたいな感じで好意的な声をかけてくれる人がたくさんいます。
日本での育児に疲れ果ててしまっていた私は、ドゥマゲテに来てやっと育児が楽しいと思えるようになり、心が救われました。
本当にドゥマゲテに来ることを選んで良かったなぁ…と思うと同時に、
昔の私と同じように日本での育児に行き詰まっている方たちに、
こんな街で暮らす方法もあるということを、
これからの活動を通してお伝えしていきたい…と強く思います。